積み木は最強の知育玩具。使いこなして、IQ・想像力、すべてを手に入れて!
こんにちは!くろこ(井上愛美)です。
最近まで幼児教室で知育の先生をしていました。今はコンサルティングのお仕事などをしています。
↓自己紹介
1.記事の目的
皆さん、子どもと遊ぶときに積み木って使ってますか?
積み木は、0歳~中学受験まで使えます。また、空間認知の力、IQ、想像力などいろんな力が手に入ります。
一方で、積み木は、活用用途が多岐にわたる分、幼少期は保護者のサポートが必要で、うまくサポートしないと子どもが使い方がわからず飽きちゃったりします。
今日は積み木の使いこなし方を記載しますので、ぜひ読んでいってくださいね!
2.積み木の種類とおすすめ
私が運営していた幼児教室・保育園には下記3種類の積み木を用意していました。
- 2~2.2cm角の立方体積み木
- 円柱、三角柱、直方体などいろんな形が入った積み木
- ソフト積み木
1. 2~2.2cm角の立方体の積み木
↓実際に使っていたのはこれ。くもんさんの製品です。
積み木のみならず、色や数の勉強にも使えて、「つくってみよう」の形も上手にレベルわけされていて最強の立方体積み木の製品です。
私は、知育教室用に5セット、自宅用に1セット買いました。とても満足しています。
知育のレッスンでメインで使っていました。
色や数のレッスンでも使っていましたが、
積んだり、積み木で絵をかいたり、隠れた積み木を推理したり、横・上から見た時の平面の形を学んだり、本当に多岐にわたって使えます。
色なし(木そのまま)がよい場合はこちらもおすすめ。
ST TS 木製 積み木 キューブ ブロック天然 原木 無着色 子供 算数 体積 図形問題 知育 小学生 つみき 100個セット
2.円柱、三角柱、直方体などいろんな形が入った積み木
↓主に自宅の知育教室で実際に使っていたのはこちら。
立体といっても立方体以外にも色んな形があることを学ぶために使っていました。
こちらを選んだ理由ですが、まず色が美しいです。赤・青・黄の三原色に加えて、緑という色のチョイスんのセンスがいい。全部の積み木が着色されていないのもいい。子どもが知っておいてほしい、円柱、直方体などの形がすべて入っています。
お値段は高いけど、子どもが大きくなってから小学校のプリントを解きながら、「実際に見てみよう」という使い方もできるはず。
3.ソフト積み木
こちらは保育園を運営し始めたときに自由遊び用に買い足したものです。
木の積み木は、保育園の自由遊びには、角をぶつけたり踏んだりするリスクがあるので怖くて出せないです。でもソフト積み木なら、ぶつけてもふんでも安全です。
また、積み木同士をくっつけたりもできるので、木の積み木とは違う使い方ができます。
SHOP SHIMATARO ソフトブロック 子供にやさしいソフトつみき 柔らかいつみき カラフルどうぶつセット 121ピース入り 収納袋入り
積み木は、大きくわけると上記3種類にわかれます。
こちらの記事では、知育レッスンでメインで使った立方体の積み木を使って解説します。
それではいってみます。レッツゴー!
3.積み木の活用方法
1.つかむ(3か月~)
赤ちゃんが、3か月過ぎたら「にぎにぎ」の練習をしてみましょう。
物を持つ、人間としての第一歩です!
2.積む(6か月~)
6か月を過ぎたら、積み木を積んで遊んでみましょう♪
赤ちゃんは、積み木を積むための道具だとは知らないので、最初はママが楽しそうに積みます。赤ちゃんは倒す専門です。
赤ちゃんが積み木を倒したら、「わぁ、すごいね!こっちにも作ったよ」とママはたくさん積み木を作ります。
それを何十回も繰り返すと、赤ちゃんも「あれ、積むのも楽しいんじゃない?」と気づき自然と積むようになります。
積み木を積むのは、距離感を図る・視力を鍛える、空間を認知する。。とってもいい練習になります。
何段つめるか遊んでみましょう♪
「お、1、2、3段つめた~!」という声掛けをすれば、数のお勉強になりますね!
「次は何色を積むのかな~?あ、赤だね~」という声掛けだと、色のお勉強になりますね♪
ちなみに、2.2cm角の積み木を自力で5段つめると、IQテストでは2歳児並みの空間認知能力。ということになります(^^♪
(うちの教室の手作り積み木は、2.2cm角に合わせています。)
3.見立て遊び(1歳半くらい~)
8個の立方体を使ってまずは何が作れるか考えてみましょう。
これこそ、創造力をはぐくむ遊びです☆
ひこうき、くるま、イス、おうち、ビル、タワー、電車・・・。
そういわれたらなんとなく、そのうちそれとしか見えなくなるくらいしっかり見えて来るくらいの感じで十分です。
頭の中で何が出来るか考えてもなかなか出てこないので、まずは手を動かしてみてくださいね!
きっといろんなアイディアがでてくると思います。
そして、いろんな形が作れるようになったら、お話しを作ります。
今はお家です。朝早起きしました。○○ちゃんのお部屋は2階だね!
今日はいい天気なので、車で出発~!!
あ、飛行機だ!かっこいいね~!!
おなかすいた~。ベンチでごはんを食べよう♪
あ、遠くに船も見えるよ。
大きなゲートを通っておうちに帰るよ。あぁ、楽しかった♪
こんな感じでママがお話しを作ってひきつけてあげると、子どもの遊びの可能性も広げてあげることになります。
積み木遊びを好きになってもらい、子供の世界を広げてあげるためにも、「ママ、すごすぎやろ」という感動を子供に与えてあげましょう♪
また、積み木を点として、色んな形を作るのもオススメです。
あれあれ、丸が作れたよ!
あ、次は三角だ!
あ、四角だ〜!
4.パターン遊び(1歳半くらい~)
1歳をすぎると、お子様は秩序について学び始めます。
子どもは本来、並べたり、整理したりするのが大好き(⋈◍>◡<◍)。✧♡
例えば、こんな感じで並べて、「しましま作るよ~。次にくる色はなあに?」
これは、数学の数列の基礎になります。
色を三色にすると、レベルアップもできますね!
4.子どもに積み木を好きになってもらう方法
子どもさんは、積み木で楽しんで遊んでくれましたか?
子どもが積み木をあんまり好きになってくれない場合は「まずママが心から楽しんで遊ぶこと」
子どもは、ママが好きなものが好きです。
お財布や鍵などを好きな子どもさんが多いのはそのためです。
あと、サプライズしてみましょう。
子どもは、ほぼ100% いないいないばぁが大好き!
「見てみて、なにが入ってるかな~?」「じゃじゃじゃじゃーん」「積み木だよー!」
「見てみて、タオルでくるまれてるのはなにかな??」「ずんずんずん」「あっ、積み木だー!」
積み木は、将来につながる知育玩具ですが、子どもには楽しく心から「好きー、楽しいー」と思って取り組んでほしいですね。
私もいつも、自分の子どもと遊ぶ時も、教室で教えていた時も、心から楽しんでお子様にアクティビティに取り組んでもらうよう、演出・工夫をこらしています。特に月齢が低いうちは、子どもの好きな遊びは盛り上げ方次第と言っても過言ではありません。
もしよろしければ、ぜひ参考になさってくださいね!!
実は、積み木の使い方はまだまだあるのですが、今日はこのあたりで!
お子さんと楽しんでくださいね!